アンガーマネジメント ~笑って許して~
いきなりですが
アンガーマネジメント
という言葉を聞いたことありますか?
最近この手の本が出ていたりしているので、何となく目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

- 作者: ロナルド T.ポッターエフロン,パトリシア S.ポッターエフロン,藤野京子
- 出版社/メーカー: 金剛出版
- 発売日: 2016/09/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この辺りが分かりやすく面白いです。
意味としては文字通り「怒り(anger)」を「マネジメント・管理する(management)」ということですね。
人間の誰もが持っている感情のひとつ、怒り。
これはなかなかに厄介なものですよね。
細かく分ければもっと多くの感情があるかと思いますが、基本的には 喜怒哀楽 この4つの感情に分類されます。
その中でも最もパワフルな「怒り」。
これを上手にコントロールして生活を豊かにしようじゃないか、という考えです。
ついつい感情的になってしまうと他人に対して怒鳴ったり、暴言を吐いてしまったり、最悪の場合暴力を振るってしまったり。
あとあと冷静になると「何であんなことで怒ってしまったのか」と自己嫌悪に陥ったり、その人との関係性も悪化してしまうこともありますよね。
某雑誌のアンケート結果にこういったものがあります。
上司から怒られた感情はどれくらい継続しますか?
というアンケートです。
要するに怒られたことをどれだけ引きずるか?ということです。
詳細な結果は省きますが、いちばん多かった回答が「1年以上」で全体の20%を占める割合だったそうです。
それに対して、上司側に
部下を怒った感情はどれくらい継続しますか?
とアンケートをとった結果、「数分程度」という回答が最も多く、約40%の人がそう回答したそうです。
よくいじめっ子の話で言われることと同じですが、攻撃を受けた側はとても落ち込んだりショックを受ける反面、攻撃をした側は意外と気にとめていないことが多いのです。
人間にはそれぞれ価値観がありますから、怒ることも正義、とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、怒られていい気分の方はなかなかいませんよね。
なのでもし自分の中で怒りの感情がこみ上げてきてしまった時は、怒られる側の身になってみてください。
月並みですが、自分がされて嫌なことは相手も嫌です。
そもそもアンガーマネジメントは怒っちゃいかん!ってものではないのですが、怒らないで済むに越したことはありません。
そこで、一般的に怒りを抑えられますよー
とされている方法を簡単にご紹介します。
この手の一般論では「6秒ルール」というものが存在します。
そのルールとは、怒りは6秒がピークであり、それを乗り切ってしまえばなんてことはないよ、というものです。
大抵は何か怒りに繋がるきっかけがあり、それを頭で認識した上で怒りの感情がこみ上げてけると思います。
そこで頭にきた!ってなった瞬間から6秒数えましょう。
多く見積もって10秒でもいいです。
秒数でなくとも、何か決めた呪文でもいいです(ブツブツ言ってるとイってる人と思われちゃうので心の中で)。
……まぁ難しいですよね(笑)。
上記の方法を試してみるのもよいかと思いますが、一応ワタクシなりの持論も書いておきます。
まず何故怒ってしまうのか考えてみたところ、理解できないことが起こった時に出てきてしまうのかなと思いました。
例えば
- 何故この人はこんなこともできないのか?
- 何故堂々と歩きタバコをしているのか?
- 何故もっと早く歩かないのか?
とかですかね。分かりませんが。笑
理解できないこと=何故?
ではないかと。
先に書いた通り、人にはそれぞれ価値観があります。
自分の価値観に当てはまらないことがあると、それを理解することができず、なんでそうなんだ!と結果的にイライラすることになるんじゃないかと思ってます。
簡単なようで難しいと思いますが、他人の価値観を認めることがイライラしないことへ繋がります。
怒りの感情をどう殺すか、というよりも、そもそも怒りの感情を生み出さないことがいちばん最強なんじゃないでしょうか。
まぁ人間ですから、仙人でもない限り
誰しもが怒りの感情は日々湧いてくると思います。
ただ、怒りは健康に悪し、人間関係にも悪し、何より自分に悪しです。
怒りを上手くコントロールして、素敵な日々を送りませう。
どんな理不尽もコメディに見えてくるまで
某Mr.Childrenの某曲の一説です。
何事も笑って許してってことでした。
ばいなら
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